先日、Ｘを見ていてなるほどと思ったこと。
こんな内容。
「遊びと学びは不可分であることが認識されたことの負の側面として「遊びの学び化」がある。
それは、全ての遊びは学力に還元されなければならないと捉えるような心の狭い考え方。
遊びも体験も生活も、それそのものに独立した価値があるのに、能力や学力の定義の広がりとともに一本化されてしまった」
「遊びの学び化」 以前当ブログで書いた「ボードゲームは子供の教育に良い？」で自分が言いたかったことが見事一言で言い現わされているようで、何だか腹にスーっと落ちました。
ゲームには様々な教育効果があるのかもしれないけれど、例えば他の遊びやスポーツも全く同じで、それぞれの体験から子供たちが勝手に学んでいくもの、基本それで良いと思っています。
だから自分は、「ゲームが教育に良い！」と大上段に構え、無理くりゲームさせるようなことは正直あまり気がのりません。
では当社が提供している研修は何だろうかと考えたとき、「学びの遊び化」というワードがすぐに頭に出てきました。
そう、当社はよくある退屈でつまらない研修を遊びに変えて楽しみながら学ぶというサービスを提供しているのです。
両者は似て非なるもの。
大切なのは、「遊びの学び化」ではなく「学びの遊び化」なのです。