先日、市内J社・S社様合同企業リーダー研修を開催しました。
今回は、普段企業の製造部・設計部・総務部でリーダー業務を担っている４名の方に参加していただきました。
実は、４月に開催したオープンセミナーイベントに参加していただいた方から、「このゲーム研修を、是非ウチのリーダーにも受けさせたい！」との強いリクエストにより今回の実現と相成りました。本当にありがたい限りです。
いつも通りＰＭ理論について少し触れ、ルール説明し、早速ゲームスタート。
最初の３ラウンドくらいは、当方が一人一人についてプレイをアドバイス。そして、次第に皆さんだけで考えて話し合って進めてもらう形となりました。
普段から非常に和気あいあいとした間柄なのでしょう。ゲーム中は、終始互いに会話や相談、提案が生まれます。ゲームは、その人の人となりが如実に出て興味深いものですが、それと同じように、普段の職場の様子が伺いしれ、こちらもまた大変興味深いものです。
ゲームは４人戦のためアイテムが場に早く出揃いやすいことも手伝い、お互いアイテムを利用しながら協力プレイの連鎖が続き、見事最終ラウンドで４人中３人が財宝の在りかまでたどり着きました！（これは初ですね）
ゲーム後は、最もハイスコアを出した方へリーダー賞として、私の方から（私のお勧めの）リーダー書籍をプレゼントさせていだだきました！
数日後、フィードバックを開催しました。
まずはゲームと実際のリーダー業務の共通点を見つけてもらいます。部下のことをつい忘れがちになる、チームプレイするには常に周りを見ておく必要がある、常に楽しんで臨むなど様々な意見が出ました。
続いてゲームで使用した１０枚のスキルカードを○△×に仕分けし、俯瞰してもらいます。その上で、一人ずつなぜそのように仕分けしたのか発表してもらいます。自分では「支援する」を×に配置していても、周りから「いや、実際支援できているよ」といった声が出たりして、主観的な自己評価と周りの評価の違いに気づかれたのではないでしょうか。
そして、強いリーダーシップを発揮するにはどんなスキルをどう発揮すればよいのか具体的に考え発表してもらい、グループディスカッションしてもらいました。ここが当研修の最も重要なパートです。
最後に、僕の方から近年求められているリーダーシップ像と研修転移の重要性についてお伝えし終了。
是非今回の気づきや学びを実務で活かしていただき、リーダーシップを発揮していただけたらと思います！