Ⅹ(元ツイッター)を見ていて思うこと。
最近、ボードゲームが子供の教育にいいとう内容のポストをチラホラ見かける。
正直、僕にはその真相がよく分からないが、子どもが小さなうちならば(例えば5~6歳くらいまで?)効果があるのかもしれない。ただ、確固としたエビデンスや手法はまだまだ確立されていない。
当社は、ボードゲームを通じて研修を提供している。研修も教育の一環であるから、前述のⅩのポストと同じようなものと思われるかもしれない。
しかし大きく違う点がある。そは、前者はあくまでも「市販のお遊び用として制作・発売されたゲーム」を無理やり?教育にあてはめようとしているとういこと。当社はそうでなく、予め研修用としてゲームを開発・制作し、そのテーマにそって研修しているという点。
更にゲームだけは研修効果は乏しいため、ゲーム後に必ずフィードバック(ワークやグループディスカッション)をやっている。これにより行動変容につなげるのだ。
そのような意味では、市販されているボドゲを子供教育につなげるのであれば、その目的と手段が重要になるのだと思う。
先日購入したボドゲについていたパンフレットに、Q&A風にこんなことが書かれていた。
『ボードゲームで遊ぶと子供は賢くなりますか?
さて「賢さ」とはなんだろう。学校の成績だけだろうか。知識や知恵、そんなものが伸びてくれたらいいな。質問の答えは、成績表では分からない、社会性や人を思いやる気持ちを遊びの中に見いだす例だろう。
また、ゲームには勝ち負けが必ずある。勝つ喜び、負ける悔しさ。この両方を体感することで、勝つための努力や負けたときの気持ちを理解することができるようになるのだろう。
子供たちの「遊ぶ力」を信じて、ボードゲームをたくさん遊んで、目一杯楽しんでくれれば、自ずと何かを感じてくれるはず。まずは楽しんで欲しいな』
何とも素晴らしい答え。
「ボドゲは子供の教育に絶対によい!」なんて大上段に構えてやらせるより、子どもたちが主体性をもって楽しみながらやることが大切。そうすれば、多分自ずといろんなことを学ぶはず。他のどんな遊びとも一緒なのだ。
それくらいでいいのではないだろうか。