先日、浜松ボードゲーム祭りに参加しました!
大きなボックス3つと借りた台車を車に詰め込み、朝早く静岡を発つ。会場は浜松駅前にある浜松クリエート。車で浜松市内に行くのはホント久しぶりで、カーナビと昔の記憶を頼りに会場近くの駐車場に到着。
心配されていた天候も小雨程度で、荷物の搬入も大きな支障なくスムーズにできた。なんせこのようなイベントの出展は初めてで、勝手が良く分からない。
会場に入ると、既に他のブースでは準備が着々と進められていた。ブースは全部で20超で、全体的にこじんまりしている。ま、静岡だからね。
中古ボドゲを並べていると、「チェコ盤ブルゴーニュ」にやたら興味をもたれた(笑)
11時のオープン前には既に多くの人が列をなしていて、オープンと同時に中古ボドゲ販売ブースへなだれ込む。
浜松(静岡)にもゲーマーはたくさんいることを目撃した瞬間だ。にわかに心配されていた集客も滑り出しは順調のようだ。
当社ブースでは中古ボドゲを20個弱出品していたせいで、一旦ブース前で足を緩める人が多かった。
これは正解だった。研修用ボドゲだけの展示であれば、恐らく多くの人が当社のブースをスルーしていただろう。
会場は少し蒸し暑く、隣のブースの方がうちわを貸していただけたので、時間があればあおいでいた。なるほど、うちわは必須アイテムなんだ。
今回の参加の主目的は、中古ボドゲ販売ではなく研修ゲームの展示や紹介、そして願わくは興味をもってくれた人の研修会誘致だ。
流石に中古ボドゲのようにはいかなかったが、たまに興味をもって立ち止まってくれる人も何名かいて、その都度、ゲームのポイントや研修での気づきを説明した。「よくできてますね~」と感心したリアクションが多かった。多くの子供がゲーム(のコンポーネント)に反応し興味をもったのが意外だった(笑)
シリアスゲーム制作中で今度話を聴きたいという人、愛知でボードゲーム教育事業をしている人、当ゲームに強く興味をもってくれた人、某新聞社記者など今後何かのご縁があれば嬉しいなという人とも話ができた。(もちろん、名刺を渡す)
中古ボドゲの方は、途中、値段を安く修正しながら少しずつはけていき、最終的には6割売れた。売れれば売れるほど家のボドゲ棚に余裕ができるわけで、正直それは売上金よりありがたい。
来場者とのコミュニケーションも楽しい。
オルレアンを欲しそうに何度も見に来るスタッフがいたが、結局他の来場者が購入したため、「そうだよねぇ、買われちゃうよねぇ」と残念そうだった。
親子三世代の来場者からカタンのゲーム概要について質問されたため説明。その時は何だかボドゲショップの店員になった気分だった(笑)最終的に買ってくれた。
最も興味をもたれた作品は断トツで「限界都市」。知っている人は皆無だった。「市政を運営するシリアスゲームで、ほとんどドミニオンのパクリです」と説明すると皆笑っていた。これも最終的に売れた。
2Fはプレイスペースになっていて、購入した作品をすぐにプレイすることができる。結構満席だったらしく、盛況ぶりがうかがえる。
来場者は15時半前後に一旦減り「これで終わり感」が強くなったが、ラスト1時間でまた増え、最終的に217名だったという。これはこの規模で初めてのイベントでは結構な数字らしい。体感ではもっともっといたように思えたが、恐らく同じ人が会場内を行き来していたためだろう。客層は若年者が多かったが、家族連れもそれなりにいた。
最後に主催者の方に「いい経験でした、ありがとうございます」とお礼を言って会場を後にした。
初の出展でどうなることかと思ったが、終わってみれば非常に面白く楽しい経験をさせてもらった。来年もあるのなら是非出展したい。