先日、ゲームマーケット見学のため東京ビッグサイトへ行った。
ゲームマーケットとは、メーカー(パブリッシャー)や同人サークルなどが一堂に会して、自分たちが制作したボードゲームを展示・販売する一大イベント。
あいにくの雨模様だったが、ゲーム研修ラボ、ルチアーニ、そして少々の衝動買い?を自分ノルマとして参加した。一昨年の秋に行った以来二回目だ。
研修ラボというブースでは、当社のように研修や知育を目的としたゲームを制作している団体が出展している。
5年位前に購入したリフレクションカードを販売している方が出展していて、その方と話ができた。また、その流れで当ブースの関係者を紹介してもらうことができた。
聞けば、ゲームマーケットの来場者はほとんどが「遊び」目的の人なので、当該ブースに出展してもビジネス効果につながるのは稀ということだった。
予想はしていたが、現実は厳しい。ただ貴重な話を聞けたので、今後のビジネス戦略を練り直す。
午後からイタリアの天才ゲームデザイナー、シモーネ・ルチアーニ氏のインタビューがあった。
既に特設会場には、マニアと思しき多くの人が詰め掛けていた。
貴重な話が色々聞けたので、ざっと簡単に備忘記録しておこう。(マニア以外は、ココは飛ばしてくださいw)
・印象深い作品はマルコポーロとロレンツォ。
・イタリアでは、デザイナー同士のコミュニティがあって、月一で会ってシェアしている。
・ディベロップできるのであればツォルキン。バラージは手を入れる必要なし。
・ゴーレムのパラメータ上げはやり過ぎたw
・こんなに人が集まったのは初めて。
・メカニクスよりテーマから作品作りをはじめることが多い。
・重ゲーよりも軽ゲーの方が難しい。重ゲーはメカニクスを取り入れればよいだけだが、軽ゲーはインパクトが必要。
・一緒にやりたいと思うデザイナーはフィスター。
・今度、日本人が制作した作品をディベロップする。
ちなみにインタビュー前半は、恐らく普段全くボドゲをしないであろうお姉さんが、カンペ片手にただただ質問を繰り返すという、見ているコチラがハラハラする展開だったw
同人ゲームはほとんど興味がないため、ほとんどスルーして会場を回ったが、会場は終始多くの人でごった返していて、お祭りイベントといった感じがして良き。
前回の失敗(気分が高揚しよく考えずにボドゲを衝動買い)を踏まえて、今回購入したゲームは3点ほどに留めたのは成長した、かな。