先日、ゲーム研修体験会を開催した。
参加者は、市内の製造業で人事部で活躍されている方。
まずはPM理論をさらっと説明し、ルール動画を見てもらい早速ゲーム開始。
積極的に追加アクションをしたこともあり、何度か猛獣に襲われ手札が減るというペナルティを喰らいつつ、でもそこは、プレイヤー同士アイテムを使いフォローしながら進めていく。(アイテムは、いつでも誰に対しても使える)
手札の巡り合わせが悪ければ「伝説の探検家の手帳」で手札交換を助けたり、移動が進んでいなければ「コンパス」で移動を助けたり。
アイテムは使い捨てだが、ミッションを達成するごとに、捨て札にある好きなミッションを1枚獲得できる。要は何度も「リユース」できるため、アイテムを積極的に使うことがこのゲームを攻略する上でのポイントになっている。
人は誰かに助けてもらうと「お返し」がしたくなるもの。この「お互い様精神」は、会社や組織では非常に大切で、このゲームでは、それをアイテムのやりとりで気づいてもらえるようにしている。
ただゲームの方は、最終ラウンドに目的地まであとわずか数歩足りずに、残念ながらミッション達成できず…
ということで、お情けの二戦目突入!
今度は追加アクションも見事決まり(リーダーレベルを一気に2つ上げるというスペシャル技も!)、もちろん、アイテムを有効に活用しながら、何とか最終ラウンドでゲームクリア!(財宝のありかを発見、見事リベンジ!)いや~最後に決まって良かったw
ゲーム後、参加者から「最後は個人プレイに走ってしまいました…」と一言。そう、ゲームって人間性がよく出るwそれもまたゲームの面白さ。
更に「(最後の最後に決まるという)絶妙なゲームバランスがいいですね。面白かったです」というお声をいただいた。ちなみにこれは、今までプレイした方のゲーム後の感想の中で一番多い。実はこのゲーム、最終ラウンドまでもつれるよう、ある程度理論上予測して制作している。だから、多くの場合はそのような展開になる。
でもホント、先日の企業研修でもそうだったけど、「面白かった」という率直な感想を聞けたときは、「次も楽しんでもらえるゲームを作るぜ!」というゲーム制作の一番のモチベーションになる。
続いてフィードバック。
ゲームは様々な気づきを与えてくれるが、それだけでは具体的な行動変容に移すことは難しい。
いくつかテーマを出して、それぞれワークとディスカッション、そして発表をしてもらった。(写真参照)
①ゲームと普段のリーダー業務で共通することは?
②自分が成長するために必要なスキルは?
③今日の一番の学びは?
②では、スキルカードを使って、自分の普段のリーダー業務について仕分けをしてもらい、俯瞰してもらった。
体験会後、「うちの会社でも興味のある人がいるので、是非紹介しますね」という嬉しい言葉をいただいた。
是非、今日の気づき・学びを実務でも活かしていただけたらと思います!ありがとうございました!