先日、デザイナーさんから全体の印刷用データが届いたので打合せを行った。
スキルカード
全部で10種類あって、各プレイヤーはこれを手札としてアクションをきっていく。
もちろん、カードによってその効果が異なり、使用したカードによっては自分のリーダーレベルや部下育成レベルが上がっていく。
他方、マップ上の移動には任意のスキルカードを使用する必要があるため、スキルの発揮か移動か、どちらで使用するのがベターなのかあえて悩ましくしている。
カードはドミニオン式で回していくが、残った手札は次ラウンドに持ち越せるルールを採用している。
部下特性カード
各プレイヤーは、部下を引き連れてプレイするのだが、自分の部下にはそれぞれ特性がある。全部で9種類あり、オールユニークだ。
各部下の特性にあったスキルカードを使用することで、部下育成をしたことになり、部下レベルが上がっていく。
スキルが上がる都度、カードのトラックに沿ってディスクを移動させる。こんな何気ない行為でも何だかちょっと楽しく感じるからゲームって不思議なもんだ。ちなみに、レベルが一定まで達すると部下のレベルが上がる。
ゲームでは、ミッション達成に気を取られ過ぎると、部下育成がつい忘れがちなる。これも実態をうまく反映できていて研修効果(気づき)が期待できる。
ミッションカード
各プレイヤーはゲーム中、2種類のミッション達成を目指す。達成できれば「古文書」が公開され、財宝の在りかのヒントが現れるギミックだ。
ミッションはゲーム中、スキルカード「方針を示す」を使用すれば変更することも可能だ。でも実際のゲームでは、めったに使用しない。
ではこのスキルカードが、全く意味がないかというとそうでなく、現実においても、会社が方針やミッションをコロコロ変えることはあまりないが、経営状況等によっては変えることも稀にある。そんな塩梅をうまい具合にゲームに反映できたと思っている。
アイテムカード
ザ・リーダーシップは、基本は各々単独で(ミッション達成を目指し)プレイするのだが、どこかに協力要素を取入れたかった。
その一つの解決策が、アイテムを他プレイヤーにも適用できるようにしたこと。まぁ、言ってみればパンデミック方式ね。
アイテムや食料を他プレイヤーへ渡すことができるアイテムを模索していた中、思いついたのが「ハヤブサ」だ。我ながらグッドアイデアで、特に気に入っているアイテムだ。
無理言って、ハヤブサが地図と食料を足でつかんでいるデザインにしてもらったことで、よりイメージが湧くようになった。
こんな感じで、カードやボードはおおよそできあがってきた。
まだ細かいところで誤植やエラッタがあるため、再度修正してもらうことで打合せを終えた。
完成までもうちょっとだ!