ボードゲームを制作する際、常にテーマ性とゲーム性の2つを考えることになる。
どっちが先かとか、どっちを重んじるかとか、それはそのゲームによりけり。
ただ当社のゲームは研修用だから、まずは先にテーマを考える。
次にゲーム性なのだが、テーマ性(こちらが伝えたいこと)が、ちゃんとゲームをプレイした人に気づいてもらえるような工夫が求められる。
テーマ性が強く表に出過ぎると、ゲームとしての魅力がなくなる。プレイしていても、イマイチ面白くないものになってしまう。であれば特にゲームにする必要はなくて、普通にワークショップでいい。
だから当社は、ゲーム性にもこだわる必要がある。
ゲーム性が強く表に出過ぎると、ゲームとしては面白くても、研修としての効果が薄れてしまう。
であれば特に研修にする必要はなくて、普通のゲームとして出せばいい。
でもそれでは本末転倒だ。
テーマ性とゲーム性は、常に表裏一体であり、かつバランスが求められる。